奈良県の田舎の空き家①
私の生家の話です。
場所は曽爾村、築70年以上の古家の話です。
私が15歳の頃、家族で引っ越しをし、生家との縁はその時に切れました。
その後、その家では祖父が住んでいました。
昨年、祖父が亡くなり、私の生家は空き家となりました。その空き家を相続したのは私の叔父でした。
祖父の所有物から叔父の所有物になったわけですが、一度もその家に住んだことがない叔父は途方に暮れます。固定資産税の納税と空き家の管理等が義務付けられたのですから。
固定資産税は高額ではなかったものの、住んでもいない家の税金を払い続けるという心労や建築から相当年数が経つ空き家の管理の責務を考えると気の毒でなりません。
空き家は、野良猫。野良犬等の害獣の住処となることで、空き家の衛生状態が保てず悪臭、病原菌の温床となる懸念もあり、近隣住民からの苦情申し立ても考えられます。
また、空き家の一部が台風等で飛来物となり、近隣住民との賠償問題に発展することも有り得ます。
所有者が管理することは当然ですが、突然、相続し、また遠方に住む叔父が管理し続けることは、ほぼ無理だと思いました。また、金銭的にも長きに渡り苦労を強いられます。
しかしながら、幸運にも解決することができました。
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